「ジュホー氏腺」
ツノアカヤマアリ(一時寄生種)女王が、クロヤマ巣侵入の際、相手をなだめる化学物質を出しているらしい。
東正剛「地球はアリの惑星」p.52
「ジュホー氏腺」
ツノアカヤマアリ(一時寄生種)女王が、クロヤマ巣侵入の際、相手をなだめる化学物質を出しているらしい。
東正剛「地球はアリの惑星」p.52
「尾節腺」
ハリアリ類、フタフシアリ類では、この外分泌腺からアリ道フェロモンや仲間を集めるフェロモンを分泌。
ヤマアリ類には唯一この腺がないが、例外としてサムライアリだけはあり(奴隷狩りの際に仲間を集めるため)、ディクロロメタンなどを分泌する。
東正剛「地球はアリの惑星」p.54
尾端に開口する毒腺からは、
●ヤマアリ亜科のみ蟻酸を生産
●他のすべての亜科は、ハチと同様にタンパク成分の多い毒液を分泌
東正剛「地球はアリの惑星」p.35
硬いものの傍に体を寄せようとする習性を「走触性がプラスである」という。
多くの下等動物に見られる。
アリも走触性がプラスであるために石の下に巣を作りやすいと考えられる。
古川晴男「蟻の結婚」p.146
シロアリの道しるべフェロモン(啓林館の高校教科書ユーザーの広場)
シロアリの道しるべフェロモンは、ボールペンインク(どのメーカーでもよいという)の溶剤と立体構造的に類似しているため、紙の上にボールペンで線を引いてやると誘導することができるという。