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社会性の進化

生みっぱなしでもあらかじめ食物と住居を仕込んでおく=「一時的給食」

幼虫の空腹の度に応じて何回でもエサを与える=「連続給食」
連続給食を行う甲虫が少数知られる。日本ではクロツヤムシ(四国・九州)。
クロツヤムシ:幼虫が音で要求するのに応じて父母が給餌

ハチのなかには連続給食と社会生活の中間段階を示すものがある。i.e.クマバチ。
クマバチ:娘は成虫になっても母親の巣にとどまって妹や弟の面倒をみる。

社会生活昆虫
生殖を放棄した個体が、生殖個体よりもはるかに多い集団を形成。
(シロアリは、雄の働きアリ/兵アリがいる。王アリも一緒に生活する)

古川晴男「蟻の結婚」p.18-19

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2005年12月18日 12:36に投稿されたエントリーのページです。

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