腹柄節数による分類は古い
東正剛「地球はアリの惑星」p.34
腹柄節数による分類は古い
東正剛「地球はアリの惑星」p.34
クロヤマアリ、トビイロケアリはフロンティア種。
新規開墾地に真っ先に住み着く。
東正剛「地球はアリの惑星」p.43
昆虫はほとんどが単独生活を営む。
●交尾の時には雌雄の交渉がある
●産卵の際に幼虫の食べ物のそばに生む
(ごく一部は生まれるまで面倒をみる)→別項
●採餌・越冬時に群れる(互いの交渉なし)=群衆
食物集団/越冬集団:同じ環境を求めて結果的に集まったもの
社会生活をすることが知られるのは、ハチのごく一部とシロアリとアリのみ。
古川晴男「蟻の結婚」p.7-22
ミツバチ*1万種のうち社会生活を営むのは500種のみ。
アリ・シロアリは、単独生活(=非社会生活)をする種が見つかっていない。
M.メーテルリンク「蟻の生活」p.21
*メーテルリンクの言う「ミツバチ」はハチ科全体のことであろう。
アリ類8亜科*
・サスライアリ亜科
・クビレハリアリ亜科
・ハリアリ亜科
・ムカシアリ亜科
・ナガフシアリ亜科
・フタフシアリ亜科
・ルリアリ亜科
・ヤマアリ亜科
このうち全地球に生息するのは、フタフシアリ亜科とヤマアリ亜科のみ。
他は熱帯&亜熱帯。
M.メーテルリンク「蟻の生活」p.20
*「地球はアリの惑星」によれば、現存するアリは11亜科に分類されている。
日本のアリ8亜科(データベース)
・ハリアリ亜科
・クビレハリアリ亜科
・クシフタフシアリ亜科
・フタフシアリ亜科
・ヒメサスライアリ亜科
・ムカシアリ亜科
・カタアリ亜科
・ヤマアリ亜科
繭を作る腺が不要になる=省エネ
裸蛹はより「進化した」種
M.メーテルリンク「蟻の生活」p.不明